投稿

11月, 2024の投稿を表示しています

妙行寺様のこと

イメージ
こんにちは、陽の葉やスタッフでございます。 秋が深まり、冬の始まりが訪れてまいりました。皆様いかがおすごしですか?  今日は、妙行寺様についてご紹介します。 皆様ご存知の妙行寺様は、今からおよそ 400 年前、寛永元年に四谷鮫が橋(現在の JR 信濃町駅付近)に建立された、とても歴史のあるお寺です。 明治 24 年、政府命の区画整理により西巣鴨に移転しました。当時たくさんの寺が区画整理にあい、あの巣鴨のとげぬき地蔵も明治 24 年に移転してきました。 てんやわんやはもちろんあったでしょうが、中山道を中心に商業や信仰の町として発達したこの地で、より賑やかにお寺はなりました。 ご本堂には日蓮上人の奥に、少し見えにくいですが、 ご本尊であるお釈迦さまがご安置されています。 このお釈迦さまは、法華宗にとかれる久遠実成の本仏です。 難しいのでご住職に伺ってみました。 「久遠実成(くおんじつじょう)の 久遠 とは遠い過去、永遠の昔のことだよ。 実成 とは実に成仏したということ。つまりこのお釈迦様は、はるか昔にすでに成仏していた大変尊いお釈迦様なのだよ。」とのことでした。 ありがたいお姿に、私もしっかり手を合わせました。 皆様もご本堂に入ることがあれば、金色に輝いているお釈迦様をぜひごらんください。 「陽の葉や」もそうですが、ご本堂も祈りが届くような落ち着く素敵な場所です。