うなぎ供養塔について

 みなさまこんにちは。あたたかな日が続いておりますが、いかがおすごしでしょうか。

現在陽の葉やは春爛漫、築山庭園にはたくさんのお花が咲いております。また新芽が芽吹き、とても緑あざやかで散歩するのに楽しい霊園となっております。

皆様は妙行寺にうなぎ供養塔があるのはご存知ですか?

うなぎ供養塔は、鰻の関係者の方が先々代のご住職にお願いして昭和35年に建立されました。近場の日本橋や上野の鰻蒲焼商組合に加えて、 遠くは浜名湖養魚漁協同組合、焼津鰻出荷組合の方など様々な方の力で建立されており、今でもとても大切にされております。

先月4月13日(日)にうなぎの供養祭がひらかれました。妙行寺では毎年4月の第二日曜日に執り行われる事が決まっております。

実はうなぎの供養祭は全国各地で執り行われており、鰻に関わる事業者や組合の方々が集まりその年に消費された鰻に感謝し、業界の発展を祈念する行事です。僧侶による読経、焼香、そして地方よっては、鰻の放流などが執り行われます。

当日はあいにくの雨でしたが、鰻組合の方が30名程ご参列されました。普段はお供えされていないお花や供物など供養塔はとても賑やかとなっておりました。私も鰻が大好きですので少しは鰻に感謝が伝わればと思い、手を合わせました。

鰻好きの方は、お墓のお参りのついでにぜひお手を合わせてみてはいかがでしょうか?

きっと鰻も喜んでくれるにちがいありません。



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